プロボノのススメ

中小企業診断士の太田拓己です。企業内診断士として本業の傍ら、NPO法人の支援をしております。本日は私の活動内容紹介を通じて、プロボノ活動のススメをさせてください。

令和元年7月31日に、中小企業診断士の実務従事の対象として、継続的に収益事業を行うNPO法人が追加されました。

「中小企業診断士の新規及び更新登録の要件となっている実務従事の対象拡大について」 https://www.chusho.meti.go.jp/shindanshi/2019/190731kakudai.pdf

中小企業診断士の知識を社会課題解決に役立てつつ、資格を維持できるチャンスととらえて、プロボノ活動を始めました。プロボノとは、ラテン語の「Pro Bono Publico(公共善のために)」が語源で、職業上のスキルや経験を活かして社会貢献を行う活動のことです。

私は本業が製造業の経理屋ですので、会計の支援を必要としていたNPO法人First Stepでプロボノをはじめ会計基盤整備を行いました。そのことがご縁で、事業拡大に向けSNS活用の支援助言、支援をはじめ、ファンドレイジングや補助金検討支援を行っております。
NPO法人First Stepは、不登校引きこもりの家族支援団体です。よろしければホームページもぜひ見てください。

NPO法人First Step https://1st-step.tokyo/

私は資格維持のために活動を開始したわけですが、NPOの世界に触れると、実にさまざまなNPO法人が世の中には存在しております。裏をかえせば、それだけ社会問題が存在しているわけです。NPO法人の多くは少数で運営されておられ、プロボノの支援を必要としています。社会貢献と自身のスキル向上・越境学習としてのプロボノ活動をおススメします。

NPO法人とプロボノをマッチングするプラットフォームは様々ありますので、検索してみてください。ここでは、現在NPO法人First Stepでお世話になっているNPO法人「二枚目の名刺」を紹介します。NPO法人と社会人4-6名を結び付け、3か月間のプロジェクトを立ち上げNPO法人を支援する団体様です。プロボノの入口として経験されてはいかがでしょうか?

(事業者さまの長野県中小企業診断士協会コラム欄にご理解をいただき本件投稿しました。)

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