次こそ絶対食べたくなるラーメン!
こんにちは。中小企業診断士の髙山です。
先日、県外のあるラーメン屋さんに行ったのですが、そこには今までも何度か行ったことあり、いつものように醤油ラーメンを注文しました。帰りがけにふとメニューを見たところ「らくだ」という新しいラーメンがあり、メニューには「ニンニクとオリーブのラーメン」と書かれていました。気になったので店主に「これはどういったラーメンですか?」と尋ねたところ、店主の返答がとても印象的でした。店主の返答は、よく皆さんに聞かれて説明しているのは、と前置きしたうえで「まあ、野球に例えるなら、9番バッターが1番バッターになったようなラーメンですわ。」と。ここで、「イタリアンな味のラーメンです」とか「ニンニクとオリーブの絶妙なラーメンです」と答えていたら、「うーん?」となって次に食べてみようとは思わなかったと思いますが、「9番バッターが1番バッター?どんなラーメン?」と非常に興味を持ちました。ある意味曖昧な説明のですが、そこがポイントなのでしょう。
洋ナシの「ラ・フランス」はもともと「みだくなす」という山形弁で「見た目の悪いなし」という名前が付いていました。それを「ラ・フランス」と名称を変えたらヒットしたそうですが、よく考えると「ラ・フランス」って直訳すれば「これぞフランス」ですよね。でも、その方がインパクトはあるし、イメージも湧きます。食べ物のような口にするまで分からないものは、見た目や味の説明で左脳に訴えるより、イメージで右脳に訴える方が売れるんじゃないのでしょうか。次回は必ず「らくだラーメン」試してします。ちなみに、なぜ「らくだ」かは調査中です。