人間力の大切さを感じて
こんにちは。診断士の小林大登です。私もかれこれ診断士として開業して4年が経ちました。
診断士として仕事をしていく中で本当に思い知らされるのは人間力の大切さです。それは、自分に対してでもあり支援先に対してでもあります。
診断士はいろいろな方面で人間力が求められます。例えば、包容力です。赤字企業であっても必ずいいところがあります。だから最初からだめと決めつけるのではなく、社長様が話されることをどんなことであってもまず受け止め、その中からいいところや伸ばせるところを探します。
逆に胆力を問われるときもあります。社長様に対してどうしても言いたくないことを言わなければならないときがあります。その時は、会社は必ずよくなると強く信じ、誤りを指摘します。
人間力が求められるのは支援先も同じです。高い志をもち、自ら動き、必死に会社をなんとかしようとしている社長には、社員は感動してついていこうとします。一方で会社がうまくいかないことを社員のせいにして、社員を責めている社長からは人は離れていきます。
確かに売上や利益といった数値も大切なのですが、人間としての器という数値化できない人間力の大切さを強く感じる今日このごろです。
飛翔コンサルティング
小林 大登(こばやし ひろと)