生成AI、あなたはどこまで使っていますか?

※上記画像はChatGPTで生成

最近は仕事だけでなく、プライベートでも生成AIを利用すること増えてきています。

仕事では「ネットでの調査」「調査内容のまとめ」「資料の作成」、プライベートではちょっとした疑問の解消、子供は画像生成や音声認識で知りたいことを調べたりしています。

このように生成AIはより身近な存在となり、誰でも簡単に利用できるようになっています。

ここ数年での技術の進歩は飛躍的で、多くの分野で活用され始め、数年前までは専門家しか使えなかったAIが、今ではスマートフォンやパソコンで誰でも利用できるようになっています。

私も自身の仕事で利用することはもちろん、仕事上その利用をアドバイスすることもあり、この分野から目を離すことができません。
生成AIは多くの分野で活用が進んでおり、業務の効率化や創造的な作業の支援に役立ちます。

ただ、まだ注意が必要で、誤情報や倫理的な問題など、リスクを考慮・理解し利用する必要があります。

今回、身近な利用例、生成AIでどんなことができるのか、利用する上での注意点を紹介します。
参考にしていただければと思います。

生成AIは日々進化しており、使い方次第で業務効率が大きく向上します。上手に活用し、最新の技術を味方につけましょう!

<身近な利用例>

◆ブラウザーから生成AIが使えるようになった
特別なソフトウェアをインストールしなくても、Google ChromeやEdgeなどのブラウザー上でAIを活用できるようになっています。

◆Officeソフトで直接生成AIが使えるようになった
ExcelやWordなどのOfficeソフトにAI機能が組み込まれ、数式自動生成、文章補完や要約ができるようになっています。

◆スマートフォンアプリへの統合
スマートフォンのアプリでもAIが活用されるようになり、日常生活での利便性が向上しています。例えば、GoogleアシスタントやSiriが自然な対話で対応、AI翻訳アプリによるリアルタイム翻訳します。

◆生成AIを活用したカスタマーサポート
企業のカスタマーサポートにAIが導入されています。例えば、24時間対応のチャットボットで、銀行やECサイトの問い合わせ対応が自動化されています。

<生成AIでできること>

◆音声認識と文字起こし
・機能:音声や画像を識別し、テキストに変換する。
・利用例:会議の文字起こし、インタビューの書き起こし。

◆文章の自動生成
・機能:指定されたテーマに基づき、自然な文章を作成する。
・利用例:ブログ記事やニュース記事の作成、商品説明文の自動生成。

◆画像生成
・機能:テキストの指示に基づき、高品質な画像を生成する。
・利用例:広告デザイン、イラスト制作、プロトタイプ作成。

◆プログラムコードの生成
・機能:プログラミング言語でのコードを自動生成する。
・利用例:ソフトウェア開発の補助、コードのデバッグ支援。

◆データ分析と予測
・機能:大量のデータを分析し、将来の傾向を予測する。
・利用例:売上予測、顧客行動分析、マーケティング施策の最適化。

◆知識の蓄積と活用
・機能:企業内部の情報を蓄積・整理し、そこから推論して活用方法をアドバイスする。
・利用例:業務マニュアルの作成、ナレッジベースの管理。

◆最新情報の収集と要約
・機能:ネット上から最新情報を収集し、まとめる。
・利用例:市場調査、ニュースの自動要約、トレンド分析。

◆情報の構造化と可視化
・機能:文章や動画コンテンツを要約・構造化し、わかりやすく整理する。
・利用例:マインドマップ作製、プレゼンテーションの作成。

<利用する上での注意点>

◆誤情報の可能性
生成AIは完全に正確な情報を提供するとは限らず、必ず信頼できる情報源と照合し、裏付けを取ることが重要です。

◆著作権や倫理的な問題
AIが生成したコンテンツの著作権について明確でない場合があり、意図せず既存の作品に類似したものが生成されることもあり、著作権や倫理的な問題に注意が必要です。

◆バイアスの影響
生成AIは学習データに依存するため、特定の偏ったデータに基づく出力をする可能性があります。公平性を確保するために、AIの出力を慎重に検討することが求められます。

◆セキュリティとプライバシー
AIを活用する際には、入力データの取り扱いに注意し、機密情報や個人情報を無断で使用しないようにすることが重要です。

河野重春

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