経営の悩み、早めの対策がカギ

こんにちは。中小企業診断士の髙木一貴です。少しずつ寒さが和らぎ、春の訪れを感じる季節になりました。
年度の節目となるこの時期、経営について見直したいと考える方も多いのではないでしょうか。私も診断士として独立して5年目を迎え、これまで関わってきた事業者の皆様への感謝を改めて感じています。
今回は「収益力改善支援」についてお話しします。

最近、売上の減少や借入の増加で悩んでいる企業が増えています。
「どうやって収益を立て直せばいいのか」「資金繰りを安定させたい」と考えている方に向けた支援が「収益力改善支援」です。

この支援では、専門家が収益改善のための計画を一緒に作成し、実行をサポートします。
対象となるのは、売上低下や資金繰りに不安を感じている中小企業で、業種を問わず活用できます。
具体的には、1〜3年の行動計画を立て、必要に応じて資金繰りの見直しを行いながら、収益力の回復を目指します。
この計画の作成にかかる費用は原則無料で、中小企業活性化協議会がサポートします。さらに、計画を作っただけで終わりではなく、定期的にフォローしながら進捗を確認し、必要に応じて軌道修正を行っていきます。

この収益力改善計画は、売上回復やコスト削減の具体策を整理し、経営の透明性を高めるための重要なステップとなります。経営を立て直したい、資金繰りの不安を解消したいと感じている方は、ぜひこの支援制度を活用してみてください。

困ったときは一人で悩まず、専門家の力を借りながら進めていきましょう。

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