企業内診断士の役割とは?
こんにちは、與曽井(ヨソイ)と申します。普段は長野県内の医療・介護に関わるサービス業に携わっています。
今回は初投稿! というわけで、企業内から会社を診断し、提案する「企業内診断士」という
自分の立場から、独立してコンサルタントをされている皆様との違いについてお話したいと思います。
同じ診断士でも、立場によって出来ること、できないことが異なります。これから取得しようとしている方の参考になれば幸いです。
・企業内診断として出来ること(役割)、出来ないこと
◯出来る(役割)
・中小企業診断士の知識に基づいた、社内からの改善提案
・(自分の役職によっては)組織・業務そのものの改善
・会議のファシリテーション
・俯瞰視点での部署間調整
・診断士資格というシグナリング効果で、就職(転職)の際にチャンスを
もらえるということ ※活躍できるかどうかは別
・改善業務について、企画段階から、実施・ケアまで、現場常時立ってコントロール出来る。
一社員という立場から離れずに、 業務の改善を現場視点で行っていく。また、計画倒れに終わらないよう、実際の作業にどんどん入り込んでいけるのが強みです。
▲出来ない、難しい
・社内決裁者に対する直接提案
・自分の業務時間のコントロール
・提案・改善業務に集中すること
・完全に俯瞰した立場での提案
・様々な業界を知る機会が少ない
一企業に属していますので、関連知識は深まりますが、全くかかわらない業界・業態の知識が深まり辛いという問題が残ります。実務補習や、独立コンサルタントをされている皆様のお話を聞く必要があります。
私自身、資格取得から企業に務めることに少し抵抗がありました。「サラリーマンとして、今のノウハウが役に立つのか?」という疑問です。
今の体感としては「社風、風通しの良さに応じて活躍できる」 といえます。幸い今の職場は提案に対して柔軟な対応をとっていただけるため、自分のノウハウを活かせる場所として満足しています。
これから取得しようと考えている方がいらっしゃいましたら、無駄にならない知識・コネクションが築ける資格です。ぜひチャレンジしてみてください。